2018年(平成30年)6月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1139 四面
池田・鹿児島徳洲会病院院長の
経営手法を雑誌『病院』が紹介
宇和島徳洲会病院の取り組み例
池田院長の取り組みを掲載した『病院』2018年3月号
鹿児島徳洲会病院の池田佳広院長が宇和島徳洲会病院(愛媛県)の院長だった頃に取り組んだ経営改善の内容が、月刊誌『病院』(医学書院刊)3月号で紹介された。同誌は“よい病院のあり方”をテーマに、病院運営に関する多様な情報を提供している。
池田院長は2014年9月に宇和島病院院長に就任。当時、経営が厳しい状況にあるなか、「収益は目的ではなく、良い医療を継続するための手段」との考えの下、目標管理やベッドコントロールの方法などを改革し、半年後には経営がV字回復した。昨年12月まで院長を務め、今年1月から現職に就いている。
一連の取り組みは、同誌の隔月連載「事例から探る地域医療再生のカギ」に掲載。6ページにわたり、執筆者の城西大学経営学部の伊関友伸教授が、具体的な手法をわかりやすく解説している。
当時を振り返り、池田院長は「当たり前のことをきちんと諦めずに行っただけ。特別なことはしていません」と強調。加えて「院長就任当時は開院からちょうど10年が経過し、地域の病院として根付き始めていると感じていました。うまくいったのは、そうしたタイミングの良さもあると思っています。あらためて、貞島博通総長をはじめスタッフに感謝しています」。
同記事の電子版(有料)もある(
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1541210672 )