徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)9月4日 月曜日 徳洲新聞 NO.1098 三面

老健徳田山
利用者さん安全向上
設備をグレードアップ

床に接地するほど下降が可能な超低床ベッド 床に接地するほど下降が可能な超低床ベッド

介護老人保健施設徳田山(山形県)はこのほど、特殊入浴装置や超低床ベッド、加湿器など複数の設備を更新、入所者さんの安全性向上、職員の負担軽減を図った。

特殊入浴装置(まひや拘縮により座位や立位が困難な方などに用いる専用の浴槽)はストレッチャーに寝たままでの入浴に対応。従前の装置では、ストレッチャーを浴槽に接続する際の連結部の確認、浴槽中央に入所者さんを移す時の見守りなど、職員が動き回らなければならなかったが、新装置では一定のポジションで、これらを簡単、確実に実施できる。

入浴介護の負担も少ない。以前は職員は腰をかがめなければならなかったが、新装置は浴槽が上昇する機能を搭載。職員の胸元付近で介護できる。

超低床ベッドは認知症棟に導入。同製品はベッドの底面が床下に接地するため、入所者さんがベッドから転落しても、けがをするリスクがほとんどない。認知症状が著明で体動が激しい入所者さんには、さらにベッド脇にマットを敷くことでリスク回避する。「ふとんでの生活を希望される入所者さんにも対応できますし、介護業務の“畳対応”で、車いすへの移乗は一般的に介護者が2人必要ですが、ベッドを上昇させることで当施設では移乗の介助が職員1人でできます」と北田尚子・総看護師長。

加湿器は、より広いスペースをカバーするタイプにグレードアップ。同施設は中央が吹き抜けになっており、ウィルスが拡散しやすい環境だったこともあり、以前は家庭用の小型製品を何台も使用。しかし、メンテナンスなどに手間がかかることから、設置台数を減らしても湿度を保つように工夫した。

このほか、自動ストッパー付き車いす、停電時も2週間は空気が抜けないエアマットなども導入。佐々木義則・事務責任者は「今後もさまざまな機器を活用し、質の良い介護を提供したいです」。

PAGE TOP

PAGE TOP