2017年(平成29年)9月4日 月曜日 徳洲新聞 NO.1098 四面
中部徳洲会病院
バレーボール部
2年ぶり9回目優勝
全日本実業団選手権で強さ発揮
優勝を喜ぶ中部徳洲会病院チーム
中部徳洲会病院(沖縄県)バレーボール部は7月21日から4日間、埼玉県で開催された第70回全日本9人制バレーボール実業団男子選手権大会で優勝した。全試合ストレート勝ちで、2年ぶり9回目の優勝。
同大会は各都道府県の予選を勝ち抜いた代表チームと推薦チーム合わせて計56チームが出場。同院はグループ予選を危なげなく通過し決勝トーナメントに進出。第4シードで2回戦から登場し、明治大阪(大阪府)、続く3回戦のJT東京(東京)、準々決勝の住友電工伊丹(兵庫県)に対し、得意の攻撃力を生かしセットカウント2対0のストレートで勝利を飾った。
そして迎えた準決勝、相手は富士通(兵庫県)。今大会で最も苦戦した試合だ。第1セットは中盤までリードを許しながらも勝負どころでスパイクを決め、ライン際のボールを冷静に処理するなどし、流れを引き寄せ21対18で取った。第2セットも途中逆転される場面があったが、要所で攻撃を決め21対19で接戦をものにした。決勝のサンデンホールディングス(群馬県)戦は、準決勝の勢いのまま攻守に優りストレート勝ち。
試合ではチームワークと勝負強さを発揮
新城剛監督(同院健康管理センター係長)は「決勝トーナメントは全試合、強豪との対戦でしたが、それにより緊張感を保ち集中力を最後まで持続できました」と勝因を分析。下地将一郎キャプテン(介護老人保健施設おきなわ徳洲苑介護士)は「チームがひとつになり優勝できました」と振り返った。
中部徳洲会病院は10月7日から3日間開催される第3回全日本9人制バレーボールトップリーグ男子(V9チャンプリーグ)に出場。全国の強豪8チームによる総当たり戦だ。会場はBumB東京スポーツ文化館。ぜひ応援に駆け付けよう。