徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)11月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1517 4面

古河病院が駐車場へEV充電器
SDGs達成や地域に貢献

「EV充電器の設置は、病院として取り組めるSDGs活動のひとつ」と大山課長待ち時間を利用して充電

古河総合病院(茨城県)はSDGs(持続可能な開発目標)の達成や地域への貢献のため、駐車場に1月にEV(電気自動車)充電器を設置、患者さんから「待ち時間や診察中に充電できる」などと好評だ。

「温室効果ガス排出量削減のため、政府は将来的な“脱ガソリン車”を掲げており、今後、EVが増加していくことが見込まれます。そうしたなかで、環境問題に対し病院として取り組めるSDGs活動のひとつとして、EV充電器を設置しました」と大山哲史・総務課課長は説明する。同院の周辺地域にはEV充電器が少ないことから、社会インフラの整備を通じた地域貢献という狙いもある。

補助金の活用などにより、同院は経済的な負担なしで充電器を設置できた。今回、同院が依頼したのは全国シェアNo.1のEV充電器設置事業者で、国からの補助金と同事業者からの導入支援金により、設置費用は0円。また、月額費用も0円で、2年目以降にEVユーザーが充電したぶんの電気料金のみ負担するプランを採用した(初年度の電気料金は事業者から還元。ユーザーからの収益は病院には入らない)。

「2年目以降にかかる電気料金は、実績をもとに試算した結果、多くても月額5800円程度と、社会貢献活動のコストとして許容範囲に収まります。設置後、1日当たり1~2台程度は待ち時間を利用し充電している状況で、EVの増加とともに今後、伸びが期待できます。やはり実際に使われている様子を見ると、役に立っていることが実感できますし、設置して良かったと感じています」(大山課長)

同院はEV充電器を検索するアプリの地図上に表示され、認知度向上につながっている。同院のSNSでもSDGsの取り組みとしてアピールし、広報や採用活動にも生かしている。「次のステップとして、当院の公用車にEVを導入することを検討していきたい」と大山課長は抱負を語る。

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