
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)11月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1517 3面
熱演する和泉医療センターのスタッフら
和泉市立総合医療センター(大阪府)は9月14日、市民健康まつりに参加、職員らが演劇を披露した。劇のタイトルは『もしもの時の家族会議~笑顔と涙のACP劇場~』で、同院スタッフに加え、同市の辻宏康市長、永田就三・同市医師会会長、上嶋一之・同市歯科医師会会長、消防署スタッフも加わる豪華な俳優陣となった。
テーマは、将来的にどのような医療や介護を望むかを事前に親しい人と話し合い、共有する人生会議=ACP(アドバンス・ケア・プランニング)。元気なうちは「縁起でもない」と、人生の最後をどう過ごすか考えずにいるうちに認知症がひどくなり、意思を家族にも伝えられないまま意識不明となってしまった男性を中心としたストーリー展開だ。
劇の発起人は松下晴彦院長で、川口いずみ看護部長が「人生劇場」をどのように市民に伝えるべきか提案した内容を、生成AI(人工知能)に読み込ませシナリオのたたき台を作成。「ACPは医療者以外にはあまり広まっておらず、これを機に広く周知できたらとスタッフには忙しいなか、無理をお願いしました」と松下院長。劇は「想像以上の出来でした」と笑顔をこぼす。
観客からは「親にもこの劇を見てほしいと思いました。私から話をもちかけてみたい」などの声が聞かれた。市役所や同院ではACPについて相談が可能だ。