徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)11月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1517 3面

国際対応力を高める
医学英語研修MESS
葉山ハートセンター開始

テーマに沿ってロールプレイング形式で医学英語を学ぶ

葉山ハートセンター(神奈川県)は職員の英語コミュニケーション能力向上を目的に、MESS(Medical English Speaking Society)を開始した。病院としての国際対応力を高めるとともに、インバウンド患者さんや将来的なメディカルツーリズム受け入れ体制の強化を図ることも視野に入れている。

MESSは月1〜2回、職員自由参加で開催。米コロンビア大学教育病院で米国正規内科専門医研修を修めた新明裕子・内科部長に加え、ボランティアの外国人講師が、実践的かつ会話重視のプログラムを展開。「間違ってもいいという“気楽に学べる場”をつくっています」と、参加者が発言をためらわない雰囲気づくりを大切にしている。

内容はロールプレイング形式で、「主訴」など医療現場に即したテーマをもとに、受け付けから診察までの流れや、電話応対など具体的な場面を設定し、英語でのコミュニケーションを体験。反復練習によって定型フレーズを定着させ、自信を高めつつ応用力を養う設計だ。参加者は事務職員、診療放射線技師、看護師、医師など多職種にわたり、部署横断的な交流が生まれることで日常業務の連携強化という副次的成果も生まれている。

新明部長はMESSを単なる語学研修にとどめず、「組織全体が英語対応できるようになる文化を醸成したいと考えています」と強調。将来的には、英語で患者さんに対応できる職員が一定数を超え、「葉山ハートセンター=英語でも安心な医療機関」という評価を地域に築くことを目指す。

参加者からは「これまでオンラインアプリで学習していましたが、人と直接話すほうが身に付きやすい」、「決まったフレーズを覚えることで軸ができると、新しい表現が入ってきやすくなる」など好評。さらに、多職種が混在する場での学習に対し、「他部署の職員との交流が楽しい」といった声もある。

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