徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)08月31日 月曜日 徳洲新聞 NO.1558 2面

徳洲会循環器内科部会
知見共有しグループ底上げ
発足後初の会合に40人超参加

徳洲会循環器内科部会は7月17日、第34回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT2026)の会期に合わせ、都内会場とWEBのハイブリッド形式で初会合を開いた。会場には全国のグループ病院から40人超が集まった。部会長は名古屋徳洲会総合病院の加藤千雄院長。

全国から循環器疾患にかかわる医師ら40人超が参加 「循環器分野全体の発展を目指します」と加藤院長

冒頭、加藤院長は「グループ病院が有する優れた技術や知見を共有し、循環器分野全体の発展を目指していきましょう。同時に、若手医師が施設を超えて研修し、切磋琢磨できる人的な交流環境も整えていきたいです」と展望を示した。

続いて、東上震一理事長が登壇し「循環器は徳洲会のなかでも要となる領域です。各グループ病院が互いに高め合い、学術的な交流を深めながら、徳洲会全体の臨床レベルをさらに引き上げてほしい」と期待を寄せた。

特別講演では、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の松本崇・循環器内科部長が「三尖弁閉鎖不全症に対するカテーテル治療(TriClip)」をテーマに発表。3月に国内で販売開始した新デバイス「TriClip」の治療成績や自施設での取り組みを解説し、「右心機能の正確な評価をはじめとする適切なスクリーニング手順が、治療効果と安全性を担保する鍵となります」と強調した。

さらに、大橋壯樹・医療法人徳洲会副理事長が、米国メイヨークリニック視察報告およびメドトロニック社製品の共同購買について説明。現地で高度な医療サプライチェーン(資材の供給網)や心臓病棟を視察した知見を参加者と共有したうえで、「メイヨークリニックのサプライチェーンと連携し、グループのスケールメリットを生かした割り戻し契約を結びました」と報告。「還元金を各病院の医局運営や医療環境の整備に活用していただければ」と呼びかけた。

参加者と活発な質疑応答を行い、最後に、千葉西総合病院の桃原哲也・副院長兼循環器内科主任診療部長が今後のさらなる団結を呼びかけ、閉会した。

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