徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2015年(平成27年)8月3日 月曜日 徳洲新聞 NO.991 二面

ドクターカー
デジタル無線を導入
中部徳洲会病院

デジタル無線システムを入れた中部病院ドクターカー デジタル無線システムを入れた中部病院ドクターカー

中部徳洲会病院(沖縄県)はドクターカーにデジタル無線システムを導入した。従来のアナログ式の無線に比べ、雑音が少なくクリアな音声での交信が可能だ。

同院のアナログ無線からデジタル無線への切り替えは、全国の消防本部が消防・救急無線をデジタル式へと移行していることに合わせたもの。

消防・救急のためのアナログ無線に用いている周波数帯は、総務省の決定により2016年5月31日に使用期限が切れる。これに合わせて全国の消防本部は目下、デジタル無線への切り替えを進めている。

06年に沖縄市と「医療救護活動に関する協定書」を締結し、同市消防本部との連携の下、ドクターカー事業を開始した中部病院。アナログとデジタル間の交信はできないことから、同市消防本部がデジタル化したことに足並みをそろえ、同院ドクターカーの無線もデジタル化を図り、4月から運用を開始した。

ドクターカーの運用に携わる同院地域医療連携室の大城実主任は「音声は非常にクリアでアナログ無線ように『ザーッ』という雑音は入りません。以前は時々、聞き取れないことがあり、聞き返すこともありましたが、ほとんどなくなりました」とメリットを実感。

現在は音声情報のみの利用にとどまっているが、来年度の計画では、非音声情報に関してもデジタル無線システムを活用。

具体的には、GPS(全地球測位システム)とモニターを導入する。これにより、救急車とドクターカーはそれぞれ互いに車両の現在地をモニターに映し出された地図上で把握することが可能になる。より迅速で時間的ロスの少ない現場到着への貢献が期待されている。なお、デジタル無線へ切り替え後も同院は、災害発生時に使用する可能性があることから、アナログ無線システム自体は残しておく。

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