徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2021年(令和3年)6月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1290 一面
製品を受け取る保坂院長(右)
宇和島徳洲会病院(愛媛県)は、職員互助会活動の一環で全職員(403人)に日用品の詰め合わせを配布した。1セット11品(ハンドソープ、入浴剤、消臭剤、食器用洗剤、除菌シート、浴室用洗剤など)で、いずれも花王グループから購入した。
きっかけは、医療従事者を支援する同社の取り組みを知ったこと。同社は“社会が一体となり感染拡大防止に取り組むとともに、お互いの立場を思い合う機運を醸成する一助になれば”という考えの下、昨年来、コロナ禍の最前線で活動する医療従事者に自社グループの製品を組み合わせたセットを無償で提供。一般の方から寄せられたメッセージカードも添え、これまで1,000以上の医療機関、合計10万人以上の医療従事者に届けた。
「うれしいです!」と笑顔のスタッフ
「コロナ禍で互助会活動が思うようにできず、職員への還元方法を考えるなか、メディアで花王のプロジェクトを拝見しました。とても感動し、共感しました」と地域連携室の木ノ脇富男係長。「今までたくさんの方々が医療従事者を応援してくださっています。コロナ禍で苦しんでいるのは、どの業界も同じ。そこで感謝の気持ちを込めて商品を購入させていただきました」。
製品セットを受け取った職員は一様に笑顔。保坂征司院長も「心のこもった良い企画になりました」と満足げだ。