徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)4月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1284 三面

日本フットケア・足病医学会
学会統一後初の学術集会
会長に日髙・湘南鎌倉病院主任部長

第1回学術集会の会長を務める日髙・主任部長 第1回学術集会の会長を務める日髙・主任部長

第1回日本フットケア・足病医学会年次学術集会が2日間、横浜市内で開かれ、会長を湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の日髙寿美・腎臓病総合医療センター主任部長、副会長のひとりを愛甲美穂・血液浄化センター看護師(フットケア指導士)が務めた。集会はオンラインとのハイブリッド開催とし、会場では感染対策を徹底した。オンデマンド配信も行い、合計2,526人が参加した。

日髙会長は足の切断から死を防ぐため、「Reunion!~フットケアと足病医学~」を会のメインテーマに掲げさまざまなプログラムを企画。同院含め徳洲会から5病院が参加した。閉会式で日髙会長は「足病医のいない日本では、足病の治療は多種の診療科や専門職がかかわらなければ、できません。あらためてreunion(再会)の意義を感じました」と振り返り、関係者や参加者に謝意を示した。

同学会は2019年に日本フットケア学会理事長を長く務めた小林修三・湘南鎌倉病院院長代行が日本下肢救済・足病学会との合併を成し遂げ初代理事長に就任した。小林・院長代行は「両学会が一緒になり、オールジャパンでシームレスな医療を展開しようとなったのです」と説明し、「日高会長のアイデアで良い学術集会になりました」と感慨深げだった。

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