徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)2月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1272 三面

四日市病院
併設ショートステイ個室化
感染対策の観点からも有効

	工事が終わり個室に生まれ変わった居室工事が終わり個室に生まれ変わった居室

四日市徳洲会病院(三重県)は同院に併設する短期入所生活介護(ショートステイ)の全居室(10床)を個室に改修した。コロナ禍の収束が見とおせないなか、利用者さんに快適な環境とともに、安心・安全なケアを提供するのが狙い。これまで2人部屋が2室、3人部屋が2室あった。

同院の伊藤泰江・事務責任者は「自宅に近い居住環境を実現できることから、近年、介護施設の個室化が進んでいます。当事業所も、ここ1~2年検討してきました。感染対策の観点から個室化は有効であり、また、明るい個室がスタッフのモチベーションアップとなるよう取り組みを加速しました」と説明する。

改修工事は2020年10月下旬から12月上旬に実施。いつも満床となる年末年始までに工事を終える必要があった。全室を一度に工事すると、受け入れをストップしなければならないため、1室ずつ順番に実施。改修を終えた個室に順次移ってもらい玉突き式に工事を行った。これにより少なくとも常時5人の入所を維持した。

「病院併設のショートステイとして開設から今年で16年を迎えました。今後も地域の介護サービスの充実に貢献していきたい」と伊藤・事務責任者は意気込んでいる。

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