徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)2月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1272 三面

中部徳洲会病院
おでかけ健康講座に力 地域のニーズへ応える

入場前に消毒や体温測定など実施し感染対策を徹底入場前に消毒や体温測定など実施し感染対策を徹底

中部徳洲会病院(沖縄県)はコロナ禍でも「おでかけ健康講座」に尽力している。昨年2月下旬から院内外で健康講座を中止していたが、6月16日に地域の中学校からの依頼で、おでかけ健康講座を実施。これを皮切りに再開の準備を進めていたが、7月以降、県内の感染者が急増したため、実施を制限していた。そうしたなか沖縄県緊急事態宣言が9月5日に終了したのをきっかけに、同講座を再開した。

地域医療連携室の稲福信也係長は「問い合わせが一番多かったのは学校で、一次救命処置法、食物アレルギーとエピペン(アナフィラキシー補助治療剤)の使用方法などがテーマでした。次に多かったのが自治会で、とくに高齢の方々がどこにも行けずにストレスを抱えているといった問題でした」と振り返る。

同講座では基本的な感染対策を徹底。さらに学校で開催する場合は、体育館など広い会場を準備してもらったり、自治会主催の場合は参加人数を絞って2回に分けて開催したりした。

稲福係長は「地域の方々の健康増進に、役立つ情報をお届けしていきたいです。おでかけ健康講座を始めて20年以上経ちますが、今後もさらに演者やテーマを増やすと同時に、安心して参加できる環境づくりにも尽力していきます」と意欲的だ。

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