徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)2月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1272 四面

笑顔や会話〝あふれる〟施設へ職員一丸で活動
老健吹田徳洲苑

実施困難と見られたハンドマッサージが実現実施困難と見られたハンドマッサージが実現
レクリエーションは個別かつ短時間でも楽しめるよう工夫レクリエーションは個別かつ短時間でも楽しめるよう工夫

介護老人保健施設吹田徳洲苑(大阪府)は、より良い施設づくりの一環で「あふれる」活動に取り組んでいる。①笑顔と挨拶、②会話、③アイデア、④やさしさ、⑤未来――の5つが“あふれる施設に”というコンセプトの下、ケアの質向上を図ろうと職員全員で考え、昨年開始した。

①~⑤のそれぞれでグループを形成。年度ごとに、希望を考慮したうえで約70人の全職員がいずれかに属し、各キーワードを具体的な取り組みに落とし込んだ企画を立案・実践する。たとえば、①では「コロナ禍に配慮したレクリエーションの実施~見て・触れて・会話しながら心地良い笑ケア~」、②では「ウィズコロナ時代のより良い面会」、③では「アイデアいっぱいのホームページの作成」など。

1カ月に1回、経過報告会を開き進捗(しんちょく)状況などを発表し合う場も欠かさない。今年度からは各取り組みの成果を視覚化。データを集め、実際に肺炎の減少を目標に掲げ成功している例もあるという。

「QCサークル(職場などで品質管理活動を自発的に小グループで行う活動)のようなイメージです。職種・部署を越えて話し合うため、いろいろな視点が入り、良いアイデアや企画が生まれやすくなります。昨年度行ってみて良かったので継続しました」と並河俊弘事務長。「活動を通じ、利用者さんだけでなく職員の満足度も高めていきたい」と意欲を見せる。

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