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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)11月30日 月曜日 徳洲新聞 NO.1264 二面

病気のはなし㊱
来年前半に供給開始か 新型コロナワクチン

新型コロナワクチン

各企業が、開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの有効率を相次いで発表している。先行した米ファイザーと独バイオエヌテックに続き、11月16日には米モデルナが第3相臨床試験(最終試験)で94.5%の有効率だったと発表。さらに23日には英アストラゼネカと英オックスフォード大学が第2/3相試験で有効率70.4%だったと公表した。

各コロナワクチンの特徴も見えてきた。保存期間はファイザーがマイナス70度で約半年、通常の冷蔵庫で5日なのに対し、モデルナはマイナス20度で約半年、冷蔵庫で30日。一方、アストラゼネカは冷蔵庫で半年の保管が可能だ。

また、薬価はアストラゼネカが1回当たり約3ポンド(420円)程度とファイザーの約2,000円、モデルナの約3,500円より大幅に安く、アストラゼネカのワクチンは輸送や保管も難しくないことから、とくに発展途上国への供給に期待が高まっている。

早ければファイザー製ワクチンは年内にも米国内での接種が始まる。日本はファイザーから6,000万人分、モデルナから2,500万人分、アストラゼネカから6,000万人分供給を受けることになっており、来年前半にはワクチン接種が始まる見とおし。

ただ、まだ数万人規模の臨床試験で有効性が確認されたにすぎず、今後、重篤な副作用が出てくる可能性もあり、引き続き注視が必要だ。

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