2020年(令和2年)11月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1263 三面
共愛会病院
日曜日に乳がん検査 マンモサンデー実施
乳がん検査に用いるマンモグラフィー
共愛会病院(北海道)は10月18日、日曜日に乳がん検査を実施する“マンモサンデー”を実施した。これは子育てや介護、仕事、家事などで平日は受診するのが難しい女性が日曜日でも乳がん検査を受けられるよう、毎年10月第三日曜日にマンモグラフィー(乳房X線検査)などを実施する取り組み。
認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が全国の医療機関に呼びかけ、賛同した施設が行っている。今年は374施設が実施(実施日が異なる施設もある)。共愛会病院は毎年、マンモグラフィーを用いた乳がん検査を行い、今年も20代から60代まで幅広い年齢層が受診した。
同院事務部健診係の羽柴正人係長は「当院では診療放射線技師、事務職員ともにすべて女性スタッフが対応しています」とアピール。続けて「乳がんの早期発見に対する意識の向上から、近年は企業健診の際にオプションで検査を受ける方が増えるなど、マンモグラフィーのニーズは高まっています」と明かす。当日は当直明けに検査を受けた同院スタッフもいた。来年以降も継続する方針だ。
徳洲会グループでは札幌東徳洲会病院、札幌徳洲会病院、仙台徳洲会病院、福岡徳洲会病院も実施した。