徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)5月4日 月曜日 徳洲新聞 NO.1234 三面

札幌東病院
神経救急スキル向上 SENCE2020開催

徳洲会内外から約20人が参加徳洲会内外から約20人が参加

札幌東徳洲会病院は、めまいや脳卒中など神経救急領域の診療スキルを磨くためのトレーニングコース「SENCE2020」を開催した。同院救急センターの医師が講師を務め、医学生や初期研修医、看護師など約20人が参加し研鑽(けんさん)を積んだ。開催は2月1日。

SENCEは、Sapporo East tokushukai hospital Neurologic Coursefor Emergency の略語。めまいや脳卒中などはコモンディジーズ(一般的な疾患)であるため、専門医以外が初期対応を行う場面が少なくない。

その一方で、神経救急を体系的に学ぶ機会は限られていることから、同院救急センターの増井伸高部長がコースディレクターとして企画し、2012年から毎年開催している。今回で9回目を迎えた。

毎回、内容をアップデートし、最新の脳卒中治療ガイドラインに対応している。また、実践的なプログラムとすることにこだわっており、参加者は事前にeラーニングで講義動画を閲覧。そのうえで当日は3人1組のグループに分かれシナリオ(症例設定)に基づき、めまいや脳卒中の診察をシミュレーション。模擬患者を相手に徹底して実技のグループワークに時間を費やす。今回、脳卒中のシナリオ作成を担当したのは同院救急センターの神野敦医師、めまいのシナリオ作成は佐藤洋祐医師が担当した。

参加者のひとり(救急医)は「eラーニングで学習したことを当日のシミュレーションで実践することができました。これにより手技を確認することができ、技術の定着につながったと実感しています」と手応えを示す。

増井部長は「今後も内容をアップデートしながら神経救急のトレーニングの機会を提供していきたいです。また、これからは、もっと若手の先生にインストラクターなど務めてもらい、組織として毎年開催していける体制を築いていきたい」と展望している。

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