徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)3月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1228 三面

多職種 ワンテーマで医療講演
一次予防につながる福岡病院が初の試み

「ぜひ次回も」と意気込む鮫島師長(左)と坂井副主任「ぜひ次回も」と意気込む鮫島師長(左)と坂井副主任

福岡徳洲会病院は従来の医療講演に加え、ワンテーマで多職種が講演する“一気通貫”スタイルの医療講演を試みている。一度の機会に各専門職の立場から同じ疾患を解説することで、疾患に対する正しい理解や気付きをより多くの地域の方々に促し、一次予防につなげるのが狙い。

初回は近隣の大型商業施設で、循環器チームが「心筋梗塞」をテーマに行った。休憩や質疑応答の時間を途中で設けながら、小椋裕司・循環器内科部長、坂井直哉・看護副主任、山下大貴薬剤師、栄養管理室の髙木由加副主任(管理栄養士)と中上可奈子副主任(同)が、15~30分ずつ講演。心臓の構造や働き、心筋梗塞が起こるメカニズムと危険因子、検査、治療、心疾患に用いる薬のポイント、心臓病を予防するための食事など、それぞれの立場から解説した。

講演の合間には影山沙織リハビリテーション科主任(理学療法士)が、参加者と一緒に5分程度の運動を行った。

講演以外にも会場の一角に相談ブースを設け、参加者の相談に応じたり、疾患の解説から予防、介護保険、ACP(医療やケアをはじめ望むことを、あらかじめ信頼できる周囲の人と繰り返し話し合い、共有しておくこと)まで簡潔にまとめた巨大ポスターを掲示し、会場のそばを通る方への啓発も行ったりした。参加者から「知っていそうで知らない病気の話が聞けて良かった」、「家族も連れてくれば良かった」といった声が聞かれるなど好評を博した。

中心メンバーのひとりである鮫島瑠美・看護師長は「講演に立った職員だけでなく、巨大ポスターをMSW(医療ソーシャルワーカー)が作成したり、地域連携室職員が運営に携わったりするなど、チームとして楽しく行えました」と笑顔。「今回、学んだことを次回に生かしたいです」と積極姿勢だ。

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