徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)2月3日 月曜日 徳洲新聞 NO.1221 三面

館山病院 新築移転に向け刺激
リハビリテーマに院内研修

「生活の視点を取り入れるべき」と強調する栗原理事長 「生活の視点を取り入れるべき」と強調する栗原理事長

館山病院(千葉県)は一般社団法人是真会長崎リハビリテーション病院の栗原正紀理事長を講師に迎え、「地域包括ケア時代、地域を支える救急医療とリハビリテーション医療」をテーマに院内研修を実施した。新築移転を控える同院は、新病院のコンセプトのひとつにリハビリの強化を挙げており、職員のモチベーションアップが目的。

講演では、地域医療の要となる救急医療を支えるのはリハビリ医療であり、「生活の視点」を取り入れることが重要であると強調。医療人がもつ固定観念を払拭し、「入院生活全体がリハビリ」という考えに基づく患者さんへの接し方など解説した。

院内研修で刺激を受けた回復期リハビリ病棟スタッフ 院内研修で刺激を受けた回復期リハビリ病棟スタッフ

院内研修に参加した回復期リハビリ病棟責任者の須田美穂子・看護主任は「新築移転後にリハビリ病棟は拡大される予定です。笑顔で退院し、自宅で元気に生活できる高齢者を増やしたいです」と意欲的。

宇山俊輔・看護副主任は「患者さんのADL(日常生活動作)獲得にはリハビリスタッフだけでなく、入院生活に密接にかかわる看護師の役割も大切です」、海瀬美穂・理学療法士は「施設への移転を待つだけの病棟にはならず、患者さんやご家族に安心して自宅に帰ってもらえるような病棟になります」など意気込みを見せていた。

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