ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2020年(令和2年)2月3日 月曜日 徳洲新聞 NO.1221 二面
徳洲会放射線部会は全国学術大会を開催した。各ブロックの予選会を勝ち抜いた9演題の発表があり、参加者による投票の結果、沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)が最優秀演題に選ばれた。
「ゆくゆくは学会での発表を」と服部部会長(前列右から4人目)
沖永良部病院の堤志起・放射線科主任は「脳ドック受診者増加の取り組み」をテーマに発表。同院は2017年12月に新築移転し、これを機に1・5テスラのMRI(磁気共鳴画像診断装置)を導入、シンプル脳ドックを立ち上げた。移転前の脳ドック受診者数は年間20人ほどだったが、移転後から19年8月までの同脳ドック受診者数は441人と急上昇。このうち40人に未破裂動脈瘤(りゅう)疑いが見つかるなど、早期発見・治療につながった入賞した(左から)堤主任、田中技師、清水・副技師長、日比野技師
2位は神戸徳洲会病院の田中浩一・診療放射線技師による「胃X線検査における視覚的体位変換サポート」、3位は湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の清水利光・放射線科副技師長による「血管内治療前の頸部(けいぶ)CTAの有用性」、服部部会長からの奨励賞は、大垣徳洲会病院(岐阜県)の日比野洋也・診療放射線技師による「プロジェクトQ 3Qを目指した一般撮影法の取り組み~第二報~」が選ばれた。