徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)8月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1197 一面

長崎北病院
海外から学生ボランティア

グローバルな医療人育成に賛助

ボランティア活動に取り組んだスコットさん(右)と鬼塚院長 ボランティア活動に取り組んだスコットさん(右)と鬼塚院長

長崎北徳洲会病院は、米国に在住し9月からカリフォルニア大学に入学を予定する学生のボランティアを受け入れた。6月19日から7月5日まで約2週間、同院でボランティア活動に取り組んだのは、今年、高校を卒業したスコット・愛希水さん、17歳。受付・案内業務などを行った。スコットさんは母親の実家が同院の近くにあり、母親と鬼塚正成院長が中学校時代の同級生という縁があったことから、同院でのボランティアを希望した。

大学ではバイオサイコロジー(生物心理学)を学ぶ予定。卒業後はメディカル・スクールに進学し小児科医を目指すという。米国では同スクールに入学するには、4年制大学の卒業に加え、医療現場でのボランティア活動の実績が必要となる。スコットさんは将来的な同スクール受験を見据え、大学入学前の期間を利用し今回のボランティア活動を行った。

スコットさんは「救急患者さんを助けようと、多くの職員が一生懸命に活動する姿を見て、すごいと思いました」。総務課の村岡えみ職員は「スコットさんはつねに笑顔を絶やさず明るく患者さんに接したことに加え、謙虚に学ぶ姿勢がとても印象的でした」と話している。

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