徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)8月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1097 四面

お皿の上の健康 目でも味わいながら抗酸化作用
二とおりの味を一度に!

Recipe41 鮭の二色焼き

今号は、徳洲会栄養部会料理コンテスト東北ブロック介護部門で優勝した介護老人保健施設舟形徳洲苑(山形県)のレシピを紹介します。鮭の二色焼きは一度に二とおりの味を楽しむことができ、見た目も色彩豊かな一品です。鮭は抗酸化作用のあるアスタキサンチンを豊富に含み、動脈硬化の抑制や免疫力の向上などが期待できます

ヒントになったのは岩手県の郷土料理である豆腐の田楽味噌。レシピを考案した沼澤修子調理師の出身地です。調味料を何も加えず、紅生姜と米を一緒に炊くだけで手軽につくれる色鮮やかな紅生姜ご飯は、生姜の香で食が進みますので、食欲が低下しがちな盛夏にもお勧めです。

材料(1人分)

銀鮭     ……切り身1切れ(60g)

ニラ    ……10g

スイートコーン    ……10g

サヤインゲン……15g

モヤシ  ……20g

ミニトマト……2個

だし割醤油  ……1.5g

A

みりん ……1.5g

砂糖  ……0.5g

味噌   ……3g

つくり方

Step.1 ニラ、スイートコーンをみじん切りにする。

Step.2 Aを混ぜて味噌だれをつくり、等分に分けて、それぞれニラとスイートコーンと混ぜ合わせる。

Step.3 銀鮭を二等分に切り、ひとつにニラ味噌、もうひとつにコーン味噌を塗り、グリルで焼いて皿に盛る。

Step.3 付け合わせのサヤインゲン、モヤシを茹で、だし割醬油で和える。トマトをくし切りにして盛り付ければ、出来上がり。

1pointアドバイス

舟形徳洲苑栄養室の沼澤修子調理師 舟形徳洲苑栄養室の沼澤修子調理師

銀鮭以外にも鱈や鰆、鶏肉で美味しくつくることができます。ニラとスイートコーンは試行錯誤の末にたどり着いた食材です。焼いてもあまり変色しないため採用しました。食感を良くするために、ニラとスイートコーンはペースト状にせず、みじん切りにしました。焦がさないように中火で焼き上げると、きれいに仕上がります。

炊いたご飯に練り梅といりごまを混ぜた練り梅ご飯も、梅の酸味が食欲を増進するため、暑い時期にお勧めの一品です。

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