2019年(令和元年)6月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1190 三面
福岡病院
地域の周産期医療に貢献
新生児蘇生法講習会開く
受講者はトレーニングマネキンを用い手技を習得
福岡徳洲会病院は、地域周産期母子医療センターとして地域の周産期医療に貢献している。坂本美由紀・看護主任(新生児集中ケア認定看護師)が講師となり、2014年から「新生児蘇生法(NCPR)講習会」を開催。これまでに19回ほど実施し、院内外からNICU(新生児集中治療室)看護師や助産師に加え、救急看護師、産科医、新生児科医など88人が受講している。
同講習会は日本周産期・新生児医学会による新生児蘇生法普及事業の一環。「すべての分娩(ぶんべん)に、新生児蘇生法を習得した医療スタッフが、新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目指し、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対し、いかにして心肺蘇生法を行うべきか、学ぶことを目的としている。講習会受講後、試験に合格し所定の手続きを経ると「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができる。
直近では5月22日、院内で新生児蘇生法「専門」コース(気管挿管、薬物投与を含めた「臨床知識編」、「実技編」で構成される高度な新生児蘇生法の習得)を実施。参加者は「これまで急変にあたったことがなかったので、シミュレーションできて良かった」、「助産業務に新生児対応はあるが、緊急対応を学ぶ機会がなかった。NICUに入院するようなハイリスクの出産も多くあるので、この学びを生かしていきたい」など感想が聞かれた。