徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)10月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1156 一面

坂本・日野病院看護師長
精神科感染対策で会長賞

第84回神奈川県感染症医学会

坂本・看護師長(左)と共同演者の馬場淳臣院長 坂本・看護師長(左)と共同演者の馬場淳臣院長

日野病院(神奈川県)の坂本禮子・看護師長は9月1日、第84回神奈川県感染症医学会で「精神科の感染対策~インフルエンザ発生の経験から~」をテーマにした発表により会長賞を受賞した。

昨年2月、同院精神科療養病棟で断続的に7人がインフルエンザを発症し、感染対策を実施した際に直面した精神科特有の課題とリスクについて解説。当時について坂本師長は「他病棟に感染を広めないために、患者さんへ手洗いやマスク着用など説明・指導を行いましたが、理解してもらえず効果が上がりませんでした。患者さんはふだんの生活習慣を変えることにストレスを感じ、同時に職員も日常業務と感染対策の実施に緊張感が出ました」と説明する。

このような状況が2週間ほど続いたが、根気よく指導したりストレス対策を行ったりした結果、半数以上の患者さんが互いに声かけや注意をし合うなど行動変容が起きた。「閉鎖的環境は感染対策に効果的な面もありますが、そこで過ごす患者さんにはストレス対策も必要。ケアの工夫による衛生習慣づくりに取り組むことも意義がありました」と結んだ。

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