徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)7月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1092 二面

大人も注意“手足口病”
髄膜炎を発症することも

「大人も感染する」と警戒を呼びかける金田医長 「大人も感染する」と警戒を呼びかける金田医長

手足口病は、夏風邪の一種で口内炎や手足の水疱性発疹を起こす。東京西徳洲会病院の金田成浩・小児科医長は「各種のウイルスが主な原因で、飛沫(ひまつ)や他人との接触で感染します。潜伏期間は3~6日です。東京都をはじめ全国で警報の発令基準を超えました」と手足口病の流行を危惧している。

神奈川県や埼玉県、愛知県などでも警報レベルを越えた。

子どもに多い病気で、幼稚園や保育園で感染することが多々ある。急な発熱、口の痛み、よだれ、食欲低下、手足の発疹が見られるのが手足口病の特徴。

発疹は3~5mmの丘疹性紅斑(きゅうしんせいこうはん)に2~3mmの楕円形の水疱をともない手のひら、手の甲、足底、足の甲、膝伸側部、臀部(でんぶ)などに現れる。熱は2~3日で下がり、発疹も3~7日で水疱が吸収され治る。同院では1日1~3人の感染児が訪れるという。

「有効な薬は今のところありません。発熱や痛みに対する治療を行います。夏場に発症しやすく、痛みで食欲不振が強いと脱水の危険があるので、水分補給に注意してください」(金田医長)

この病気は子どもだけが感染するわけではなく、大人も注意が必要だ。金田医長は「子どもの頃に手足口病にかかっても、大人になった時には免疫がなくなっているので感染することがあります。高熱を発するだけでなく、髄膜炎になったりすることもありますので、具合が悪いと思われた時は、病院で受診してください」と注意を促している。

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