徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP 45th

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)6月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1088 三面

電子カルテ
障害時も閲覧可能に
徳洲会グループ
事業継続計画を強化

電カルシステムの障害時にもインターネットから内容を確認できる 電カルシステムの障害時にもインターネットから内容を確認できる

徳洲会グループは災害や機器トラブルなどで電子カルテ(電カル)システムが使えなくなった時にも、診療を継続できるよう障害時電カル閲覧システムの運用を開始した。

これにより電カルシステムがダウンしていても、インターネットを経由して電カルのバックアップデータから参照用に変換したデータを閲覧でき、投薬、各種検査、アレルギー、医師記載欄など重要な情報を確認しながら診療を継続できる。

さまざまな業界でBCP(事業継続計画=自然災害など緊急事態発生時に、中核事業の継続や早期復旧を可能にする方法・手段を定めた計画)の策定が喫緊の課題となっている。

障害時電カル閲覧システムは電力を確保しインターネットにつながる端末があれば閲覧可能なため、病院BCPの重要な機能の一部を担う。

同システムが稼働する以前から、徳洲会グループは電カル情報を保護する仕組みを構築済み。

電カル導入済みの病院・診療所のデータをリアルタイムにバックアップし、中部地方にあるデータセンターに保存している。しかし、システム障害が発生し、復旧用にバックアップデータが必要になった場合、これまでは各施設の職員がデータセンターに足を運ぶ必要があった。

徳洲会グループのシステム開発などを手がける徳洲会インフォメーションシステム(TIS)の尾﨑勝彦社長は「従来の対応だと各施設からデータセンターまで職員が往復しなければならないため、復旧にかなりの時間を要することになります。これを、できるだけ短縮するため今回のシステムを導入しました」と説明する。

利用の手順は、障害時にまずTISに連絡。TIS大阪本社内でデータセンターの環境設定を変更。インターネットから電カル情報を閲覧するという流れだ。情報の上書きはできないため、同システム利用下で新たな投薬や検査を行う場合には、電カルが復旧するまで紙や口頭で指示を出し、復旧後にそれまでの診療情報を追加、カルテ内容を最新の状態にアップデートする。

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