徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)6月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1086 四面

医介川柳

  • 一 ボケ防止 目指す万歩と ショッピング
    (神奈川県 黒子和夫・89歳)
  • 二 年を取り わが家の車は 救急車
    (鹿児島県 日高節子・80歳)
  • 三 でしゃばらず 自分を生きる シンプルに
    (山形県 正田きよこ・62歳)
  • 四 母見舞う 名は呼べずとも 笑顔あふれる
    (大阪府 浅見和美・69歳)
  • 五 車いす 離れて今は 杖の毎日
    (沖縄県 知念晶紀・77歳)

一、高齢者が何とか避けたいと思うのが認知症。生きがいを失わないのが、ボケ防止の特効薬のようです。二、救急車での搬送は慣れないものですが、自家用車代わりは〝禁物〟。三、でしゃばらないのは日本人が美徳とする生き方です。海外へ出ると自己主張が美徳という世界が待っています。それ以前に自己主張しないと生き残っていけません。日本の国際化を考える時、自己主張と“でしゃばらない”は重要な要素だと思います。四、名前を忘れても、見舞いに来てくれた子どもたちに笑顔を見せるのは、親の情というものでしょう。五、「求めよ、さらば与えられん、たたけよ、さらば開かれん」。努力は道を開きます。人間は臨終の日まで、努力の道があるのでしょう。杖での歩行は大変ですが、頑張ってください。

【投句募集】 葉書に住所、氏名、年齢、2句を明記のうえ、一般社団法人 徳洲会編集室「医介川柳」係(〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-1麹町311ビル8F)まで

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