徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)6月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1086 四面

お皿の上の健康
土用の丑の日を涼しげに
夏のスタミナ料理

Recipe19 ウナギのさっぱりチラシ寿司

土用の丑の日に食べるウナギは栄養豊富なスーパー食材。タンパク質、ビタミンA(蒲焼き100gで約2日分の含有量)をはじめ、B1、B2、D、E、さらにカルシウム、鉄分など体に必要な栄養素を多く含んでいます。脂分に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は脂質異常症、動脈硬化などにも有効です。

今回は、じめじめと暑くなる季節におすすめの一品を紹介します。ウナギは少し脂っこいイメージがあるので、キュウリやミョウガなど、さっぱり食材と組み合わせました。食欲が減退し、栄養バランスが崩れがちな夏でも、しっかりスタミナを付けて元気に過ごしましょう。ウナギはビタミンCの含有量が少ないので、副菜にビタミンCを多く含むピーマンや芽キャベツなどを加えると、より栄養バランスがよくなります。

材料(2人分)

米     ……1合

昆布    ……10cm

酒     ……大さじ1

ウナギ蒲焼き……1/2尾

キュウリ  ……1/2本

ミョウガ……1個

カイワレ……少々

ミツバ ……少々

卵   ……1個

A

酢     ……35cc

砂糖    ……大さじ1

塩   ……小さじ1/2

つくり方

Step.1 炊飯器に昆布、酒を入れ、ご飯を炊く。炊き上がったら熱いうちに混ぜ合わせたAを入れ、切るように混ぜる

Step.2 ウナギの蒲焼きは温めてから食べやすい大きさに切る。キュウリは食べやすい大きさに切る。ミョウガは薄くスライスする。カイワレ、ミツバは洗っておく。卵は溶きほぐし、油を引いて熱したフライパンで薄く焼く

Step.3 Step.1を、お好みの押し型に入れて皿に盛りStep.2を飾り付ける。お好みで山椒をかけたら完成

1pointアドバイス

八尾徳洲会総合病院(大阪府)栄養科の小山洋史副室長(管理栄養士・左)と小谷野浩良主任(調理師) 八尾徳洲会総合病院(大阪府)栄養科の小山洋史副室長(管理栄養士・左)と小谷野浩良主任(調理師)

ご飯と寿司酢を混ぜる時に、こねるように混ぜると粘りが出てしまうので、しゃもじを立てて切るように混ぜるのがポイント。ウナギの蒲焼きが硬い場合は、添付のタレと少量の酒をかけてラップをし、電子レンジで1分ほど加熱すると柔らかくなります。寿司飯の上に具材をバラバラと盛り付けるのも良いですが、写真のように盛り付けにこだわって涼しげなひと皿を演出するのもおすすめです。

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