徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

病気の治療

medical treatment

産婦人科の病気:正常分娩

妊娠末期から分娩まで おしるしや破水が産徴の始まり

妊娠10カ月を過ぎ、いよいよ赤ちゃんが生まれます。


<妊娠末期37週頃~>
生理痛のような痛み、おしるし(少量の出血)、破水など産徴がみられる→破水後産院へ入院
<分娩第1期>
規則的陣痛が10分未満、産院へ入院、子宮口が徐々に柔らかく開いていきます。
<分娩第2期>
子宮口10cm(全開大)いきみがでる、赤ちゃん誕生
<分娩第3期>
胎盤が出る、 後陣痛がある

よくあるご質問
Q1:陣痛が始まる前兆はありますか?
A1:妊娠末期になると、一般的に赤ちゃんの頭は徐々に下がってきます。胃の圧迫感が減ったり、より頻尿傾向になる方もいます。また、恥骨や股関節痛、おしりの痛みなどの骨盤への負担による痛みが増す方もいます。生理痛のような痛み(前駆陣痛)も多くなってきます。おしるしや破水など産徴がみられれば、陣痛開始は数日以内かと思われます。
Q2:陣痛は痛いですか? どのくらい時間がかかりますか?
A2:陣痛の感じ方には個人差があり、また分娩進行とともに痛みの波は変化します。一般的には分娩第2期の児頭が会陰部よりみえるころが最も陣痛が強くなります。
陣痛開始から赤ちゃんが生まれるまで初産婦では6~30時間、経産婦では4~15時間ほどかかります。陣痛は一様ではなく、強弱の波があるので、分娩時間にも個人差が出ます。
Q3:分娩が順調に進むように気をつけることはありますか?
A3:妊娠中から分娩に前向きな気持ちで、リラックスをして過ごされることが大切です。 妊娠中からウオーキングやヨガなど適度な運動を行いましょう。陣痛が始まってからも歩く、スクワットをする、腰をゆっくり回すなどの運動を行うことで、分娩が順調に進むよう促すことができます。陣痛中に動けるかは産院の指示を確認してください。

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