病気の治療
medical treatment
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産後は約6~8週間ほどかけ、妊娠・分娩によって変化した体が、妊娠前の状態に戻ってゆきます。
胎盤が出ることを開始として、赤ちゃんにおっぱいをあげる準備が始まります。産後数日で乳房に強い張りが認められ、おっぱいが徐々に出てきます。おっぱいを吸われることで、生理痛のような痛みを感じます。これは、乳頭を刺激され、子宮の収縮を促し、産後の出血を抑え、妊娠前の状態に戻すためです。
また、ホルモンが急激に変化するので、通常より発汗増加や体温上昇、食欲亢進、抑うつなども認められます。
産後数日~10日にみられやすい一過性の軽い抑うつ状態を一般的にマタニティブルーといいます。育児への不安や負担感が強くなり、涙もろくなる方が多いです。通常2週間ほどで収まりますが、改善が認められず、強い抑うつや不眠など認められる場合は産院へ必ずご相談いただきたいと思います。