徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)9月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1306 四面

新型コロナ 保健所から新規患者さん
長崎北病院がトリアージ
長崎医療圏の民間病院で初

地道に取り組んでいきます」と鬼塚院長(上)、池田部長

長崎北徳洲会病院は新型コロナ第5波となった8月、長崎医療圏の保健所から連絡のあった新規コロナ患者さんのトリアージ(選別)を行った。従来は同医療圏にある公的4病院が対応先の地域医療機関などを決めていたが、民間病院が加わって行うのは初めて。

地域性を考慮し、長崎北病院は地元の西彼保健所管轄圏内、長崎市北部の患者さんが対象で、地元出身の池田喬哉・呼吸器内科部長が担当した。

8月前半は軽症の方を中心に、入院による点滴、抗体カクテル療法などにより、自宅療養に戻すことを心がけ調整。西彼保健所に相談し、休日に搬送用の専用車を稼働してもらった。後半は、ホテルや自宅で療養中に呼吸苦となった中等症の方に対応。肺炎で抗ウイルス薬「レムデシビル」が必要な患者さんを同院で受け入れたこともあった。

池田部長と鬼塚正成院長は、第5波について「1カ月の間に患者さんの治療内容が変化した」と口をそろえる。加えて鬼塚院長は、患者層も今まで以上に若年層が多く、ICT(情報通信技術)を活用することでスタッフと患者さんが接する時間を減らすなど、感染リスクに最大限注意を払ったことを振り返った。

同院は5月1日に現在地に新築移転し、その後すぐに県の許可を得て病棟を再編しコロナ専用病床を4床確保。同月6日からクラスター(感染者集団)発生病院からのコロナ患者さんを受け入れるなど、積極的にコロナ対応に取り組んでいる。鬼塚院長は「山本周五郎著『ながい坂』ではありませんが、いつかは終わりがあるはず。一歩一歩確かめて上っていきたい」と、今後も地域から求められる役割に地道に応えていく考えだ。

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