徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)11月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1262 一面

18年ぶり常勤脳外科医 大隅鹿屋病院
脳血管内治療を開始

大隅鹿屋病院(鹿児島県)は脳神経外科、脳血管内治療科、脊椎脊髄(せきついせきずい)外科を開設した。西正吾・副院長兼脳神経外科部長の着任によるもので、同院が脳神経外科を標榜(ひょうぼう)するのは18年ぶり。

西副院長は鹿児島県の徳之島出身。幼児期以降、生活拠点を関西に移し、医師になってからも主に関西で活動してきた。徳洲会には06年に入職。最初は札幌東徳洲会病院に勤務し、その後、野崎徳洲会病院(大阪府)、吹田徳洲会病院(同)を経て大隅鹿屋病院に着任した。

「大学時代に徳洲会を知り、『同郷の先輩、徳田虎雄・名誉理事長がすごい組織を築こうとしている』と思いました。それから約20年が経過、温かい言葉でお誘いいただき、徳洲会の一員となりました」

これまでグループ内外で脳血管障害に関する症例を数多く経験。急性硬膜外/硬膜下血腫・頭蓋骨骨折・脳挫傷性出血など外傷、脳腫瘍、脳動脈瘤(りゅう)・脳出血・脳動静脈奇形などに対し、穿頭(せんとう)術や開頭術といった外科手術、脳血管内治療など、さまざまな治療を選択、組み合わせて対応する。脊椎・脊髄外科手術、顔面痙攣(けいれん)などに対する機能外科手術の経験、さらに頸動脈ステント留置の際の血栓・塞栓予防ではMouse Trap法という独自の手法を開発した実績ももつ。

大隅鹿屋病院は長らく非常勤の脳神経外科医師が外来のみを行っていたが、西副院長の着任後は、こうした経験を生かし手術をはじめ多様な治療方法を組み合わせて脳血管内治療を実施。大隅半島の数少ない急性期医療機関として、3診療科開設により、さらに幅広く患者さんを受け入れる体制が整った。

「地域に潜在ニーズが広くあると感じています。当院が地域医療にさらに貢献できるよう、努力を重ねるとともに院内でのチームプレイ、周辺の施設との連携を一層深めていきたいと考えています」と西副院長。

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