ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2020年(令和2年)11月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1261 四面
徳洲会グループ栄養部が主催した2019年度料理コンテスト北関東ブロックで優勝した古河総合病院(茨城県)の「サワラのパン粉焼き」(写真右)を紹介します。同院は18年度に続き連続優勝です。前回のメイン料理の材料は肉でしたが、今回は魚(サワラ)を選択。血液をサラサラにするDHA(ドコサヘキサエン酸)などに加え、カルシウム(Ca)の吸収を促進するビタミンDも豊富に含む優れた食材です。パン粉を付けて焼き、トマトソースを絡めていただく洋食に仕上げ、彩り、食感、味、香りのそれぞれの面で食欲が増すよう工夫しました。
サワラ……60g | ||
料理酒………5g | ||
バター………5g | ||
塩…………0.1g | ||
コショウ…0.1g |
パン粉…………10g | ||
パセリ……………1g | ||
オリーブオイル…2g |
トマト缶…………40g | ||
タマネギ…………15g | ||
オリーブオイル……2g | ||
ニンニク……………3g | ||
塩…………………0.1g | ||
コショウ…………0.1g |
パプリカ(黄)…10g | ||
ナス………………20g | ||
Step.1サワラを料理酒にくぐらせてから、内側(皮の反対側)に塩、コショウを振る。Aのパン粉、パセリ、オリーブオイルを合わせる。
Step.2サワラの皮面にはけで溶かしバターを塗り、パン粉などを合わせたAをむらなく載せ、170度のオーブンで10~15分焼く。
Step.3Bでトマトソースをつくる。まず片手鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れて火にかけ、香りが出てきたら、タマネギを入れて炒める。火が通ったらトマト缶を加えて煮詰め、塩、コショウで味を整える。
Step.4パプリカを縦にスライスし、ナスはくし切りにして、塩とオリーブオイル(ともに分量外)をかけ170度のオーブンで10分ほど焼く。
Step.5器にサワラを載せ、Step.3のトマトソースをかけ、パプリカとナスを盛り付けたら完成。
古河病院栄養科の新井智和調理師(右)、寺島秀光調理師
生魚は一度、酒にくぐらせると臭みが取れます。パン粉にオリーブオイルを混ぜることで、サワラに均一にむらなく載せやすくなるほか、焼いたときにサクサク感が出て食感がとても良くなります。盛り付けは立体感を心がけると、より美味しそうに見えます。トマトソースは青魚全般に合いますので、他の魚でも試してみてください。