徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)11月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1261 四面

お皿の上の健康 特別編 Recipe 54
トマトソースで洋食仕立て
Ca吸収助け骨を丈夫に サワラのパン粉焼き

トマトソースで洋食仕立て Ca吸収助け骨を丈夫に サワラのパン粉焼き

徳洲会グループ栄養部が主催した2019年度料理コンテスト北関東ブロックで優勝した古河総合病院(茨城県)の「サワラのパン粉焼き」(写真右)を紹介します。同院は18年度に続き連続優勝です。前回のメイン料理の材料は肉でしたが、今回は魚(サワラ)を選択。血液をサラサラにするDHA(ドコサヘキサエン酸)などに加え、カルシウム(Ca)の吸収を促進するビタミンDも豊富に含む優れた食材です。パン粉を付けて焼き、トマトソースを絡めていただく洋食に仕上げ、彩り、食感、味、香りのそれぞれの面で食欲が増すよう工夫しました。

材料(1人分)

サワラ……60g
料理酒………5g
バター………5g
塩…………0.1g
コショウ…0.1g

A
パン粉…………10g
パセリ……………1g
オリーブオイル…2g

B
トマト缶…………40g
タマネギ…………15g
オリーブオイル……2g
ニンニク……………3g
塩…………………0.1g
コショウ…………0.1g

パプリカ(黄)…10g
ナス………………20g

つくり方

Step.1サワラを料理酒にくぐらせてから、内側(皮の反対側)に塩、コショウを振る。Aのパン粉、パセリ、オリーブオイルを合わせる。

Step.2サワラの皮面にはけで溶かしバターを塗り、パン粉などを合わせたAをむらなく載せ、170度のオーブンで10~15分焼く。

Step.3Bでトマトソースをつくる。まず片手鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れて火にかけ、香りが出てきたら、タマネギを入れて炒める。火が通ったらトマト缶を加えて煮詰め、塩、コショウで味を整える。

Step.4パプリカを縦にスライスし、ナスはくし切りにして、塩とオリーブオイル(ともに分量外)をかけ170度のオーブンで10分ほど焼く。

Step.5器にサワラを載せ、Step.3のトマトソースをかけ、パプリカとナスを盛り付けたら完成。

1pointアドバイス

古河病院栄養科の新井智和調理師(右)、寺島秀光調理師 古河病院栄養科の新井智和調理師(右)、寺島秀光調理師

生魚は一度、酒にくぐらせると臭みが取れます。パン粉にオリーブオイルを混ぜることで、サワラに均一にむらなく載せやすくなるほか、焼いたときにサクサク感が出て食感がとても良くなります。盛り付けは立体感を心がけると、より美味しそうに見えます。トマトソースは青魚全般に合いますので、他の魚でも試してみてください。

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