徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)8月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1250 三面

羽生病院全部門 ノー残業デイ実施へ
先行導入の看護部で効果

羽生総合病院(埼玉県)は9月から院内の全部門でノー残業デイの取り組みを実施する。同院は「働き方改革」の一環として2019年11月以降、看護部が先行してノー残業デイの取り組みを実施してきた。具体的には、ノー残業デイの略語であるNZDと表記したバッジを身に付けている職員は、定時に帰ることができる仕組み。働く環境の改善につながり、モチベーションが向上するなど一定の効果を得たことから、対象を全部門に拡大することとなった。

「目標は全職員が月に一度は定時に帰ること」と鈴木副主任(左)、飯野職員「目標は全職員が月に一度は定時に帰ること」と鈴木副主任(左)、飯野職員

周囲の職員に遠慮し「帰りにくい」と感じてしまうスタッフでも、定時に仕事を切り上げやすくするために、わかりやすい目印としてNZDバッジを作成。同院のオリジナルキャラクターである「はっぴーはにゅはにゅ」を配したデザインだ。

看護部ではすべての職員が少なくとも月に1回は、日勤帯にノー残業デイを実施することを最低限のルールとし、細かい運用方法はそれぞれの部署に一任。昨年11月に開始後、徐々に浸透し、ノー残業デイを実施できる職員が増えていった。今年1月にアンケートを取ったところ、「スタッフのモチベーションも上がり、心に余裕をもって仕事をしていくために必要」といった回答が寄せられるなど好評で、全員が継続を希望。

峯﨑千晶・副看護部長は「一定の成果を確認できたことから、院内教育研修委員会の今年度の活動計画のひとつとして、全部門で取り組むことになりました」と説明する。事務・コメディカルの各部門から、ひとりずつ代表者が委員として参加し、同委員会内に「ノー残業デイ実行推進ワーキンググループ(WG)」を組織した。

WG委員である鈴木寛・看護副主任は「定時に帰れる日があると、精神的な負担はずいぶんと軽減されます。また、決められた時間内に業務が終わるよう、意識的に仕事をコントロールするようになり、残業に対する意識の改革にもつながりました」とアピールする。

同じくWG委員の飯野哲矢・放射線科職員は「部門によって残業時間は、ばらつきがありますが、看護部と同様に各部門のすべての職員が月に一度は定時にあがれるようにするのが目標です」と抱負を語る。

ノー残業デイの日に身に付けるNZDバッジノー残業デイの日に身に付けるNZDバッジ

総務課では1~2月に数人で試験的にノー残業デイを実施。バッジを付けている人には、終業間近には仕事を振らないようにしたり、5時を過ぎても仕事をしている人には早く帰るよう促したりするなど周囲が配慮した。「残業の多い部門では、とくに効果が期待できると思います」(石井亮宏・総務課副主任)。

薬剤部の青木公成主任(WG委員)は「入院患者さんに対する処方箋が出るのを待っているうちに5時を過ぎてしまい残業することも少なくありません。そのような時にNDZバッジを付けた職員は帰りやすいと思います」と期待を寄せている。

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