徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)8月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1250 一面

中部徳洲会病院屋上ヘリポート
海保ヘリの使用で協定を締結!
沖縄県初 救命率向上へ期待大

協定書を手に記念撮影に応じる伊波院長(左から3人目)と葛西本部長(その右)協定書を手に記念撮影に応じる伊波院長(左から3人目)と葛西本部長(その右)

中部徳洲会病院(沖縄県)は、同院の屋上ヘリポート使用に関する協定を沖縄県の区域・沿岸水域を管轄する第十一管区海上保安本部と結んだ。沖縄本島地区での海難事故や災害などで発生した傷病者の救命率向上が狙い。

これまで同管区内所属の海保ヘリコプターが同院に傷病者を搬送する場合、那覇空港基地などで救急車に引き継ぎ約30㎞離れた同院に搬送しなければならなかったが、海保ヘリで直接搬送できるようになり、搬送時間が大幅短縮されることから医師による治療が早く受けられると期待されている。同本部が病院屋上ヘリポートの使用について沖縄県内の医療機関と協定を結ぶのは初めて。

7月18日には院内で協定の締結式を開き、同院と同本部の各関係者が出席。伊波潔院長と葛西正記本部長が登壇し、屋上ヘリポートの使用に必要な運用上の要件や管理責任などが記載された協定書に署名捺印した。

実際に海保ヘリが屋上ヘリポートに着陸し、院内に搬送するまでのデモンストレーション 実際に海保ヘリが屋上ヘリポートに着陸し、院内に搬送するまでのデモンストレーション実際に海保ヘリが屋上ヘリポートに着陸し、院内に搬送するまでのデモンストレーション

式後、実際に屋上ヘリポートで海保ヘリを使用した搬送のデモンストレーションも実施。海保ヘリが屋上ヘリポートに飛来し着陸すると、搭乗していた機動救難士が機内からストレッチャーで傷病者(人形)を院内に運び、救急総合診療部の友利隆一郎医師、仲宗根千春・看護副主任、大城実・地域連携室主任に引き継いだ。

終了後、葛西本部長が「素晴らしい屋上ヘリポートです。最大限に活用して県民の安全・安心をしっかり守っていきたい」と意気込むと、伊波院長も「少しでも救命できるように、私たちも一生懸命頑張ります」と応じた。帰投していくヘリを見送りながら同院の眞玉橋顕一事務長は「今日に至るまで各関係者と調整・訓練を繰り返してきました。本日、無事に締結式を迎えることができ、ほっとしています」と安堵(あんど)の表情。「当院は客船での傷病者や急病人を受け入れるケースが多く、また地域特性から漁船が事故に遭い漁師さんの捜索願が出されるケースも少なくありません。海保との連携を強化し、より地域に貢献していきたいと考えています」と意欲的だ。

なお、海保ヘリによる同院への搬送は、通常の救急車と同様、医師などから「中部徳洲会病院での治療が最適」と判断された場合のみになる。

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