2020年(令和2年)6月15日 月曜日 徳洲新聞 NO.1240 四面
仙台病院
新病院の建設現場 子ども絵画展開く
仙台徳洲会病院は新病院の建設現場にある仮囲いで、「HARMONY KID’S GALLERY」を開催している。これは同院職員の家族から寄せられたイラストを展示したもので、白一色の仮囲いがにぎやかになった。
2022年2月末竣工目指す
工事現場の仮囲いに子どもたちのイラストを展示
医療従事者への感謝の気持ちを示しライトアップ
新病院の完成予想図
仙台病院は、新築移転先の仮囲いが「白いままでは寂しいのではないか」という施工業者である熊谷組からの発案により、子ども絵画展「HARMONYKID’S GALLERY」を開催。片岡隆行事務長は「近くに小学校もありますし、ご近所の方々が子どものイラストだと興味をもってもらえるのではないかと考えました。建設現場を通るたびに明るい気持ちになってもらえたら嬉しいです」と意図を話す。
イラストは職員の家族から募集、自分で考えたキャラクター、思い出のワンシーン、自分の将来の夢などバラエティーに富んだ56点が集まった。
佐野憲院長は「私は大学時代、美術部で活動したので芸術は大好きです。子どものイラストは非常に素晴らしく、子どもの感性にはかないません。仮囲いを取りはずすまで絵画展は続けますが、評判が良ければ、新たなイラストを加えていきたいと思います」と笑顔を見せる。
同院では4月27日に新病院の杭打ち工事を開始。6月から掘削工事、7月から基礎工事を行う予定で、竣工は2022年2月末を目指す。