徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)10月28日 月曜日 徳洲新聞 NO.1208 三面

中部徳洲会病院
新型インフルエンザ想定 診療継続へ訓練

病院の外のテント内で感染疑いの模擬患者を診察 病院の外のテント内で感染疑いの模擬患者を診察

中部徳洲会病院(沖縄県)は9月14日、院内で新型インフルエンザなど発生を想定した診療継続訓練を実施した。訓練を通じ、あらかじめ定めた診療継続計画の内容を見直すのが目的。具体的には、感染被害を最小限度に抑えること、新型インフルエンザ患者さんの外来・入院診療を行いながら、通常の診療機能の維持に努めることなどを目指した。

シナリオは、関東で新型インフルエンザ患者さんが多数確認されたという状況下で、関東から帰沖した男性が同様の症状で地域の医療機関に入院したという報道があり、不安を訴える患者さんが次々と来院するケースを想定した。同院の一般外来診療は継続しているため、感染対策として、通院患者さんと新型インフルエンザ感染疑いの患者さんの交差防止をポイントとした。

今回の訓練では病院の外で診療を行ったため、電波が届かず、電子カルテがフリーズ状態になり、運用に支障を来すことがあった。紙カルテの運用を考えるべきか、夏の炎天下に患者さんを外で待たせることは現実的かなど、計画内容に細かな課題が多数挙がった。

さらに、過剰な対応を防ぐため①海外で感染が発生した状態、②国内で感染が発生した状態、③国内で患者さんの接触歴が、疫学調査では追えない事例が生じた状態――の3段階で対応を考える必要があることなどが浮き彫りになった。

與古田美智代・看護師長(感染管理認定看護師)は「起こり得る新型インフルエンザを想定し、職員に感染対策を身近に感じてもらいました。今回は感染対策委員会メンバーと救急スタッフを対象にしましたが、今後は規模を拡大していきたいと考えています」と抱負を語った。

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