徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)10月28日 月曜日 徳洲新聞 NO.1208 二面

病気のはなし⑥
急な股関節痛に注意! 特発性大腿骨頭壊死症

急な股関節痛に注意! 特発性大腿骨頭壊死症)

昨年、俳優の坂口憲二さんが特発性大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)症で無期限の芸能活動休止を発表した。同疾患は大腿骨頭の一部が血流障害によって壊死に陥っている状態で、指定難病に登録。毎日たくさん飲酒する方、ステロイドを大量に投与した方などに発生しやすく、原因不明のものが「特発性」と分類される。好発年齢は30~50代で男性に多い。

南部徳洲会病院(沖縄県)の新垣宜貞・整形外科部長は「初期には自覚症状はなく、壊死範囲が広がることで症状が現れます。比較的、急に生じる股(こ)関節痛が特徴ですが、初期の痛みは安静により、軽減することが多く、病気の進行にともない再び増強します。壊死範囲が広がらないうちに治療することが大切です」と注意喚起。

レントゲン撮影を行うケースが多いが診断は付きにくく、MRI(磁気共鳴画像診断装置)の併用が必要。治療は、初期であれば免荷(松葉杖などをつき体重がかからないようにする)などの保存的治療で、壊死部の吸収・骨新生を期待するが、病状の進行にともない壊死部が広がると、その範囲により回転骨切り術や人工関節置換術など手術的治療を選択する。新垣部長は「働き盛りに多い病気です。股関節痛を放置せず、整形外科を受診して、しっかりと検査を受けてください」とアドバイス。

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