徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)8月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1198 三面

福岡病院
小児科看護師と産科助産師
連携し合同健康講座を開催

わかりやすく解説する(写真上)川崎看護師と(写真下)木村助産師(左)、萩迫助産師わかりやすく解説する(写真上)川崎看護師と(写真下)木村助産師(左)、萩迫助産師

福岡徳洲会病院は6月28日、同院が立地する春日市に隣接した大野城市の公民館で、小児科看護師と産科助産師による合同の健康講座を開催した。幼児期の子どもをもつ母親が対象。平日にもかかわらず、20人が参加した。

はじめに川崎智美・小児科看護師が「子どもの発熱について」と題し講演。発熱のメカニズムや原因、発熱した時の対応法、薬を使用する際の注意点などを解説した。その後、木村真由助産師、萩迫久美子助産師が「はじめての性のお話~幼児期から始める性教育~」と題し講演。男性と女性の体の違いなど、わかりやすく説明するためのポイントなどを示した。

その後は個別相談を実施。和気あいあいとした雰囲気のなか、「幼児期で床におちんちんを擦る行動があるので、どのように注意したら良いのでしょうか」、「子どもの偏食にどう対応すべきでしょうか」、「熱がある時、何も食べませんが問題ないのでしょうか。また、その時の対応法について教えてください」、「中学3年になる娘がいますが、まだ生理がきていません。対応方法はありますか」など多くの質問が寄せられ、川崎看護師、木村助産師、萩迫助産師は一つひとつ丁寧に回答した。

予定していた1時間半の講座は、あっという間に終了。参加者からは「幅広い年齢の子どもに関する話が一度に聞けて良かった」、「悩みが解決して安心した」といった声が聞かれた。講師を務めた3人も「とても有意義な時間を過ごすことができました」と満足げ。瀬上希代子・看護部長も手応えを口にし、「地域密着型の小児科・産科を目指していきたいと考えています」と、今後も地域に対する活動として継続する意向を示した。

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