徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)5月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1185 二面

徳洲会感染管理部会
ルール“厳格化”
昨年に続き全国責任者会議

徳洲会感染管理部会は2日にわたり千葉徳洲会病院で全国責任者会議を開いた。グループ病院の感染管理者が集い、感染管理に関するグループの現状や今後の方針を協議。外部講師による講義も行った。

真剣な表情で説明や報告に耳を傾ける参加者 真剣な表情で説明や報告に耳を傾ける参加者

初日は感染管理部会の担当理事である福島安義・一般社団法人徳洲会副理事長による挨拶の後、部会の活動として6項目について報告。そのひとつに「徳洲会グループのネバー・イベント(決して起こしてはならない事象)・プロジェクト」を説明。感染管理部会として江口比呂美・関西・大阪ブロック長がコアメンバーのひとりを務めることや、ネバー・イベントのスタート項目のひとつに「院内感染による患者死亡」が盛り込まれ、今後、具体的な取り組みを部会でも検討するなど、深く関与していくことを周知した。

このほか、①手指衛生順守調査、②感染管理システム、④感染症におけるリハビリ介入基準、⑤eラーニングシステム――をテーマに、グループ全体の方向性などを説明した。最後に昭和大学医学部内科学講座臨床感染症学部門の二木芳人・特任教授(昭和大学病院感染症内科診療科長)が「耐性菌時代の抗菌薬適正使用~Antimicrobial Stewardship Programの実践~」と題し講義した。

2日目は徳洲会グループの各ブロック長がインフルエンザラウンドについて報告した後、インフルエンザの報告基準などを説明。従来は「週に10件以上の院内感染」だったが、報告を受けた時には感染が拡大していたケースが過去に見られたことから、初動対応を強化。「同一部署内で4日間に患者さんと職員の計5人以上発生」を基準として追加し、起こった場合は電話で一報を入れた後、速やかに所定の用紙を提出することにした。

このほか感染症アウトブレイク事例の報告や適時調査の結果・対応に関する発表、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)/ICT(感染制御チーム)ラウンドに関するディスカッションなど行い閉会。佐藤守彦部会長(湘南鎌倉総合病院感染症対策室部長)は「今後も、より良い部会にしていきたい」と意気軒高だ。

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