2019年(平成31年)3月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1176 一面
近江草津病院
地域包括ケア病棟
49床で4月に開設
地域包括ケア病床の入院患者さんを看護スタッフが優しくケア
近江草津徳洲会病院(滋賀県)は現在40床ある地域包括ケア病床を4月に9床増床し、地域包括ケア病棟として開設する。同病床(棟)は急性期治療後の患者さんや、在宅患者さんの急変時の受け入れ、レスパイト(介護者の一時休息)目的の入院に加え、在宅復帰のためにリハビリテーションが必要な患者さんの入院受け入れなど幅広い役割をもち、できる限り住み慣れた地域での生活を支える“地域包括ケアシステム”の一角を担う。
同院が同病床を開設したのは2014年9月、8床でスタートした。その後、18年1月に18床に増床、さらに同年11月には40床に拡大。同院は計199床を有するケアミックス病院で、現在、一般病床(急性期病床)115床、地域包括ケア病床40床、医療療養病棟44床。
地域包括ケア病棟(床)をもつ徳洲会病院
| 病院名 |
| 帯広徳洲会病院(北海道) |
| 近江草津徳洲会病院(滋賀県) |
| 瀬戸内徳洲会病院(鹿児島県) |
| 宮古島徳洲会病院(沖縄県) |
| 大隅鹿屋病院(鹿児島県) |
| 庄内余目病院(山形県) |
| 名瀬徳洲会病院(鹿児島県) |
| 神戸徳洲会病院(兵庫県) |
| 沖永良部徳洲会病院(鹿児島県) |
| 茅ヶ崎徳洲会病院(神奈川県) |
(2019年3月時点)
大河治子・看護部長は「一般病床に入院する患者さんのなかには、地域包括ケア病床での受け入れが適した病態の患者さんもおられます。最近では胃瘻(いろう)や在宅酸素療養といった医療依存度の高い在宅患者さんに関するレスパイトを理由とした入院などニーズも増えています」と、増床・病棟開設の経緯を説明する。
また、周辺に大学病院をはじめ大規模な急性期病院が複数ある立地環境をふまえ、ケアミックス病院として、国が進める医療機関の機能分化の方向に沿いながら、地域医療を支えるため同病棟の開設に踏みきった。
梶原正章院長は「高齢の入院患者さんが増える一方で、国の政策により在院日数の短縮が求められるなか、急性期治療後、すぐに在宅復帰が難しい患者さんの療養などを行う地域包括ケア病棟は、ますます重要な医療資源になっていくと考えます」と話している。