徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)12月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1163 三面

ネバーイベント
異型輸血を例に啓発

ネバーイベントについて説明する玉井部長 ネバーイベントについて説明する玉井部長

一般社団法人徳洲会の福田貢・専務理事(八尾徳洲会総合病院総長)と湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の玉井洋太郎・血液内科部長は、徳洲会グループのネバーイベント・プロジェクトに関し報告した。同プロジェクトは決して起こしてはならない事象を特定し、未然予防するのが目的。福田・専務理事は「一緒に問題を解決し、改善策をグループに展開していく取り組みです」と強調した。

続いて、玉井部長は「異型輸血(予定外)を起こさないための取り決め」をテーマに説明した。まず異型輸血の原因やリスクなどについて解説。輸血方針手順や実施方法を示し、「実施前にベッドサイドで電子カルテによる患者認証を行うことが最も重要です」と説いた。

さらに、湘南鎌倉病院が取得した日本輸血・細胞治療学会による輸血機能評価認定(I&A)を紹介。これは輸血を安全に施行していることを保証する第三者評価で、同院は神奈川県下で初めて取得。最後に玉井部長は「各病院で方針を順守できる体制を整えてください」と訴えた。

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