徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP 45th

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)2月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1122 二面

認知症予防
有酸素運動が有効
日常生活の改善を!

鬼塚副院長は長崎県の離島、五島列島の医療改善にも取り組んでいる 鬼塚副院長は長崎県の離島、五島列島の医療改善にも取り組んでいる

長崎北徳洲会病院脳神経外科の鬼塚正成副院長は「アルツハイマー型認知症では、アミロイドβというタンパク質が神経細胞に接着し、細胞を死滅させます。アミロイドβは夜間睡眠中に排出されますから、良好な睡眠を取ることは格好の認知症予防。また排出させるには脳循環が良好でないといけません。しなやかな脳血管を保つには血圧管理が重要で、バランスのいい食事は不可欠です」と話す。

脳は体内エネルギーの約20%を使うため、ブドウ糖を効率よく脳が利用するには血糖の日内変動を少なくし、安定させる必要がある。

しかし、「厚生労働省の調べによると、全国平均よりも肥満者が多い長崎県では、朝食を抜いて昼にドカ食い、甘い味付けの食事を好み、飲酒後に締めの食事を摂取する傾向が他県より多く見られます」(鬼塚副院長)と警鐘を鳴らす。

長崎県民の1日の歩行数は、女性は全国平均だが、男性は各年代で全国平均を下回る。だからこそ、有酸素運動を増やし、脳を活性化させることが重要。

「認知症予防と脳卒中予防は重なる部分が多く、脳梗塞を予防するためには脱水予防が大切です。これには飲水の意義とタイミングが重要で、入浴後や起床時にはコップ1杯の水を飲むことをお勧めします」(鬼塚副院長)

近い将来、認知症の新薬が登場することが期待されている。それまでの間、長く健康的に暮らせるよう生活改善が急務だ。

PAGE TOP

PAGE TOP