2017年(平成29年)8月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1094 三面
鈴木・徳洲会理事長
法人再編など方針示す
「職員の皆さんは必ず健診受診を」と鈴木理事長
一般社団法人徳洲会の鈴木隆夫理事長はセミナー初日、徳洲会グループの今後の経営・運営方針について、具体的な5項目を提示し説明した。
それによると①15医療法人、2医療生協を再編し徳洲会、沖縄徳洲会、木下会、鹿児島愛心会の4医療法人、埼玉医療生活協同組合の1医療生協、函館共愛会の1社会福祉法人とする。
②沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)が12月に新築移転オープン、大和徳洲会病院(神奈川県)が2018年3月に新築オープン、和泉市立病院(大阪府)が同年4月に新築移転オープン、羽生総合病院(埼玉県)が同年5月に新築移転オープンする。今後も老朽化病院の建て替えを進める。③2020年4月に看護学部を主体とする湘南鎌倉医療大学(仮称)を神奈川県に開学する計画。
④放射線治療など、がん治療に積極的に取り組む。18年4月にマンモグラフィ(乳房X線検査装置)などを搭載したマンモ検診車を導入。⑤人間ドックや健診、バス健診などによる予防医療を積極化する。鈴木理事長は「がんに倒れた仲間がいます。職員の皆さんは必ず人間ドック、健診を受けるようにしてください」と呼びかけた。