徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)8月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1094 一面

喜界徳洲会病院での研修修了
三線ライブで締めくくり
土屋・湘南鎌倉総合病院後期研修医

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の土屋翼・後期研修医(3年目)は、喜界徳洲会病院(鹿児島県)で3カ月間の地域医療研修を終えた。研修終了間近に島内のライブハウスで、研修の合間に練習した三線(さんしん)の腕前を披露。

患者さんを笑顔で診察する土屋医師 患者さんを笑顔で診察する土屋医師

「楽しかったです。喜界島に来て患者さんに優しくなれました」。土屋医師は3カ月間の地域医療研修をこう振り返る。初期研修では病棟管理が中心で患者さんと深くかかわることが少なかったが、喜界病院では外来中心に3カ月にわたり患者さんの経過を追った。

患者さんのなかには、たまに行く居酒屋の店員がいたり、患者さんの家に遊びに行ったりもした。「患者さんだけでなく、ご家族とも話していると、ただ病気を診るだけではいけない、患者さんにも生活があるのだと気付かされます」と同院での学びを語る。

印象的な患者さんとして土屋医師は、右手を骨折し夜間の救急外来を受診した9歳女児を挙げた。その日は整復(正常な位置に戻す)後にギプス固定して帰し、翌日、整形外科医に診てもらった。整形外科医から対応の良さをほめられたのも嬉しかったが、それ以上に嬉しかったことがあったと言う。「その女の子から手紙が届きました。右手が不自由だったため、左手で書いてくれたみたいで……。そこには感謝と応援のメッセージが綴られていて、すごく感動しました。一生の宝物です」と土屋医師は笑顔を見せる。

研修の合間に練習した三線の腕前を披露 研修の合間に練習した三線の腕前を披露

土屋医師の成長を喜界病院の浦元智司院長は「最初は患者さんに淡泊なところもありましたが、今では患者さんの社会的背景まで考えて診察しています。当院で学んだ“人を診る医療“を続けていってほしいです」とエールを送る。

土屋医師は島の文化にも触れたいと、三線の教室に通った。6月28日、島内のライブハウスで、初めて人前でその成果を披露。同院のスタッフだけでなく、地元の方々も見守るなかで4曲を演奏しながら歌いきった。その後、飛び入り参加の演奏や舞踊があり、会場はヒートアップ。参加者全員で土屋医師の門出を祝い、土屋医師の目には涙が光っていた。

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