徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)5月15日 月曜日 徳洲新聞 NO.1082 三面

東大阪徳洲会病院
医療安全の意識向上
ヒヤリハット報告会開く

15 部署がヒヤリハット事例を報告 15部署がヒヤリハット事例を報告

東大阪徳洲会病院は2日にわたり医療安全に対する意識の向上や情報共有を図るため、2016年度医療安全ヒヤリハット報告会を開催した。

まず同院医療安全委員会から、16年1月から12月までに報告があったインシデント(誤った行為があったが患者さんに影響が及ばなかったケース)とアクシデント(医療事故)に関し、病院全体と各部署での件数報告があった。全体でインシデントは約400件、アクシデントは4件。あわせて、報告書の提出が1件もなかったスタッフ数(35人)も報告。

報告書未提出のスタッフに対しては、自身が起こしたことでなくても問題意識をもって業務を行うために、「ヒヤリ」としたことがあれば報告書を提出するよう指導した。

続いて、15部署の事例発表を2日に分けて実施。たとえばリハビリテーション科は車いすからベッドへの移乗にともなうインシデント、臨床検査科はPLT(血小板数)の検査結果の報告にかかわるインシデントを発表。

同院では昨年度からSHEL(シェル)分析を導入。ヒューマンエラーの発生要因の分析手法として知られている。より根本的な原因の分析に役立っており、報告会では同分析によって発見した要因や、分析結果をふまえて立案した対策などを各部署が発表。

発表終了後、報告書の提出に真摯(しんし)に対応し医療安全対策に貢献した職員4人を表彰。最後に橋爪慶人院長が「忙しくてもミスを起こさない手順をつくること、そして忙しくてもその手順をしっかり順守することが重要です。ヒヤリハット報告は自分自身の改善のみでなく、他の人に伝えることでミスを防ぐことにつながります」と講評した。

住友章文事務長は「今回発表があった各部署の対策実施状況の確認や、分析方法の研修会開催などが今後の課題です。これからも前向きな取り組みを実施していきたいと考えています」。

PAGE TOP

PAGE TOP