
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)10月14日 火曜日 徳洲新聞 NO.1513 3面
「今までのいろいろな経験を当院で生かしたい」と山本部長
長崎北徳洲会病院は新たに皮膚科を開設、9月1日に診療を開始した。山本雅一・皮膚科部長の入職にともなうもの。
山本部長は前任地の長崎県南島原市内の病院では14年間、皮膚科診療に従事した。地域に皮膚科診療を専門的に行える医療機関はなく、手術や感染症対応も含む一般外来診療を中心に、アトピー性皮膚炎や乾癬に対する分子標的薬治療、また地域からの要請で美容領域の自由診療にも取り組んできた。
「人口が少ない半島地域の医療機関で常勤医も少ないため、夜間帯の全科当直も毎週入る必要がありました。救急車受け入れも多く、皮膚科は一人体制だったため、寸暇を惜しんで働く状況でしたが、大学病院から派遣される若い内科の先生方がしっかりサポートしてくださり、乗りきることができました。地域の患者さんも厳しい環境を理解してくださり、協力いただいたことで、皮膚科診療体制を維持し続けることができました」
前任地を退職後、視野を広げるため数カ月間、非常勤医師として沖縄県の離島にある診療所や全国各地で専門領域以外の診療業務に従事した。
長崎北病院で皮膚科を開設後、乾癬分子標的薬使用承認施設(日本皮膚科学会認定)を取得するなど、経験を生かす環境整備に尽力。山本部長は「学生さんや現役世代の方が受診しやすい平日夕方、土曜日午後の診療を充実させていきたいと思います。また、オンライン診療の分野を開拓し、離島やへき地での専門的な診療の一翼を担っていきたいと考えています」。