
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)10月14日 火曜日 徳洲新聞 NO.1513 1面
「徳洲会の理念は、現場と経営の両輪を支える実践的な指針」と東上理事長
東上震一理事長は、シーメンスヘルシニアーズ主催の「Future of Healthcare Summit 2025」で、「ビジョンに基づく病院経営~未来への羅針盤」と題する基調講演を行った。
冒頭、徳洲会の創設者、徳田虎雄・名誉理事長の幼少期のエピソードやALS(筋萎縮性側索硬化症)を患いながらも指揮を執り続けた姿勢が、組織全体に与えた影響などを説明。徳洲会の理念である“生命だけは平等だ”が理想論でなく、現場と経営の両輪を支える実践的な指針となっていることを強調した。
東上理事長は岸和田徳洲会病院(大阪府)時代に「断らない医療」を徹底的に実践。救命救急センターやDPC(診断群分類別包括評価)特定病院群の認定などにも取り組み、患者視点の病院経営を推進、自らも1万件を超える心臓外科手術を達成している。
理事長になってからの取り組みとして、AI(人工知能)や医療DX(デジタル変革)の推進、ホンダジェットを活用した離島・へき地医療支援などを紹介。さらにインドネシアやタンザニアでの新病院建設プロジェクトなど国際医療支援にも触れた。最後に、「組織ではなく理念に対する帰属意識を育てたい」と語り、講演を締めくくった。