徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)5月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1286 三面

多職種 協働食支援プロジェクト
淺見・武蔵野病院部長ら 食形態の共通認識を醸成

右から土屋副室長、淺見部長、伊藤副主任

武蔵野徳洲会病院(東京都)の淺見貞晴・循環器内科部長兼NST(栄養サポートチーム)委員長は、オンライン開催された「地域における多職種協働による食支援プロジェクト2020年度報告会」で活動成果を発表した。食形態に関する共通認識を醸成し、咀嚼・嚥下(そしゃく・えんげ)機能に応じた適切な食事の提供を推進する取り組みを報告した。


同プロジェクトは高齢者に対し多職種が質の高い食生活を支援し、フレイル(身体・認知機能の低下)やサルコペニア(骨格筋量・骨格筋力の低下)を予防するのが狙い。東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授を代表とするプロジェクトチームが17年度にスタート。報告会にはモデル地域の西東京市、東村山市の職員、医療関係者など約20人が参加した。


両市職員の報告に続き、淺見部長が「食べにくそうにしていませんか? 食べるをつなぐ、学会分類2013インフォグラフィック」をテーマに発表。淺見部長は栄養管理室の土屋輝幸副室長(管理栄養士)、リハビリテーション科の伊藤敬市副主任(言語聴覚士)と同プロジェクトメンバーとして活動してきた。


「“キザミ食”ひとつとっても、病院・施設により呼び方や形態が異なるケースがあります」と淺見部長。在宅、病院、施設と居場所が変わっても安全に食事を摂れるよう、共通の物差しとして「日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013」の普及に尽力。わかりやすくデザインしたツール(クリアファイル)を開発し、地域の医療・介護関係者に配布してきた。


淺見部長は「食支援のネットワークができてきました。食・栄養は重要なテーマですので、地域を巻き込みながら継続的な取り組みにしていきたい」と意気込む。


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