徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)5月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1286 二面

病気のはなし
アストラゼネカ製ワクチン メリットとデメリット

英国のアストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナワクチンは、血栓症など重篤な副作用の懸念から使用中止、もしくは使用に年齢制限を課す国も多い。英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)によると、同ワクチンは100万人中4人程度に血栓症リスクがあり、男性より女性のほうにリスクが高く、30歳未満の使用は推奨しないと発表した。


日本では2月に同ワクチンの承認申請がされたが、副作用の懸念から審査に時間がかかる見とおしだ。


ただ、副作用のうち脳静脈血栓症に限って見ても、もともと年間10万人中5人程度に発症リスクがあるという報告もあり、新型コロナ感染症による死亡リスク1%(厚生労働省)や、さまざまな後遺障害を回避する観点からは、接種によるメリットが副作用のリスクを大きく上回るとの見方も多い。


世界保健機関(WHO)や欧州連合(EU)は、どの年齢層でも接種のメリットがリスクを上回ると発表している。引き続き各国の副作用情報を注視したい。


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