徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)12月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1265 三面

徳洲会看護部南関東ブロック
成果共有し質向上へ 業務改善発表会開く

徳洲会グループ看護部・南関東ブロック(9病院)は11月14日、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)で業務改善発表会を開催した。看護の質の向上や業務の効率化など、日頃実践している改善活動の内容や成果を共有し全体の底上げを図るのが狙いだ。例年各ブロックで開催後、上位入賞演題を集め本選(全国大会)を行っているが、今年度は新型コロナ感染拡大の影響で実施しない。他ブロックは順次オンラインで開催。

 (左から)髙村看護師、中村看護師、中川副主任(左から)髙村看護師、中村看護師、中川副主任

当日は各病院の看護部長と発表者が会場に参集。3密回避のため来場者数を絞った。冒頭、湘南藤沢病院の津島春美・看護部長が「各病院の発表から良いところをもち帰り、それぞれの現場で実践してください」と開会挨拶。

患者さんの満足度向上や業務負担軽減、感染対策、クリニカルパス(看護の標準化)、インシデント(事故になる一歩手前の事例)低減など発表テーマは多岐にわたった。審査員による投票の結果、優勝は大和徳洲会病院(神奈川県)、2位は静岡徳洲会病院、3位は湘南鎌倉総合病院(同)。

大和病院は髙村利紗看護師が「オムツ交換業務の効率化~オムツ交換の見直しから看護ケアの充実を目ざして~」をテーマに発表。障害者病棟ではオムツ交換に多くの時間を要し看護ケアの時間を圧迫。そのため①2チームに分けオムツ交換を実施、②皮膚・排泄ケア認定看護師による勉強会を開催――など改善策に取り組んだ。結果、所要時間は30分以上減少、寝衣・シーツの交換回数も減少し、看護ケアにあてる時間を増やすことにつながった。

髙村看護師は受賞後、「障害者病棟は昨年6月に開棟した新しい病棟です。日々精進していきたい」と飛躍を誓った。

静岡病院は中村龍太郎看護師が「病棟における入院時の持参薬管理の見直し」と題し発表。持参薬に関するインシデント件数の低減や看護師の意識向上を図るため、記録の統一化や持参薬などの確認状況を管理しやすくするワードパレット(該当する項目をクリックすることで電子カルテに記録)を作成し運用。結果、患者さんの入院後すぐに持参薬の処理を実施し医師に確認するスタッフが増加。インシデント件数の減少などに結び付いた。

中村看護師は「病院に良い報告ができうれしい」と喜びの声を上げていた。

湘南鎌倉病院は中川加央里・看護副主任が「入院オリエンテーションにかかる時間の短縮化~オリエンテーション動画の作成とⅰPadを用いた運用~」をテーマに発表。質を保ち説明時間を短縮するため、一部の病棟でパンフレットから動画による説明に変更。アンケートの結果、多くの患者さん・家族が説明内容を理解していた。看護師も約6割が「時間短縮につながった」と答え、より多くの時間を看護ケアに割くことにつながった。

中川看護師は「発展途上の取り組みですので継続していきたい」と決意を新たにしていた。3人とも各病院スタッフなどの協力に謝意を表した。

葉山ハートセンター(神奈川県)の南出千恵・看護部長が講評を述べ、南関東ブロック長の永渕仁美・大和病院看護部長による挨拶で閉会した。

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